山陰の冬は、やっぱりどうしても冷たい雨か雪模様。
そして、空はどちらかというと色々なくもが幾重にも重なって
全くもって水墨画の世界に本当に近い(^^;)
でも、私もこの出雲にもどってからひととしとったからでしょうか、
この雲がいっぱいの空もまんざらではないなと思うようになりました。
そんな空の色を染めてしまいそうな美しい絹の彩りを作り出すのが
絹工房の矢野まり子さん。久々に工房にお邪魔しました。
以前ご紹介しました、あの古代からの染料であり栽培がとても難しく
染料の中でもとても高価な紫根の染めに取組んでいらっしゃってます。
最近の紫根の糸を拝見しました。
いつもながら写真って難しい~!(><)
実はもっと美しいんですわ~。あふれるほどの紫の色が写真では出ないですね。
矢野さんの紡ぐ糸と紫根の彩が、何にも言い尽くせない美しい色です。
私は額田王の気持ちがわかります!(笑)(大海人皇子がいないのが寂しい・・)
この寒い時期、出雲は本当に寒いんです。水もものすごく冷たいのですが
これが染物にはよく、また乾燥もしている時期なのでこの時期はいいときのようです。
美しく紡がれた糸たち。
矢野さんの織機によって、またさらに美しくなります。
矢野さんは最近はお着物をよく製作なさいます。
ここ島根で作り、東京や大阪でも個展を開いたりしていらっしゃいます。
銀座もとじさんでもご覧になれます。
雑誌にも取り上げられ、「きものSalon '11~'12秋冬号」「婦人画報の美しいキモノ」
にも矢野さんの着物が掲載されています。
矢野さんの想いが作品を通して感じていただけます。
できれば手にとって見てください。