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【Craft】山崎すすむ墨彩画 アーカイブ

2009年06月02日

山崎すすむ墨彩画

先生と呼ぶ人を思い起こすとたくさんいらっしゃいます。


学生時代の先生はもちろんです。

出雲神話勉強会の金本晋也先生、大念寺の曽田先生は恩師です。

出雲学の藤岡大拙先生、石見銀山ガイドの会の和上豊子先生は

仕事以外でも教えてくださりお導きくださる方。

未熟な私にいつもいろいろ教えてくださいます。

小泉凡先生は、小泉八雲を髣髴とさせる雰囲気です。

妖精と幽霊の話をお聞きすると吸い寄せられます。


みなさん、専門はおありになりますがそれ以上に

その人柄に惹かれます。たぶんそれが専門の分野にも

自然と反映されるのだと思います。


山崎すすむ先生とは、森山窯さんとのジョイントの作品展ではじめてお会いしました。

森山窯さんの学生時代の先生と伺っていましたが、背が高く、はつらつとして

つやつやしていらっしゃいました。年齢よりはるかにお若く見えます。

私は水墨画を少しかじったことがありますが、絵は難しい。。。とちょっとは分かります(ホントウカ!?)

繊細で大胆でリズム感と、、、、いやいや言葉ではいえません(^^;)

墨彩画といくつかの共通点があると思って観に行ったのですが、

それよりも何よりも、まず先生のお人柄に魅せられてしまいました。


絵を見る前に先生にご挨拶をしてお話を伺ってみると、楽しくて時間があっという間で

作品展の片づけまでずっといてしまいました(笑)

正直、先生の作品も見たいけど先生のお話も聞きたくて困った(^^;)/


そして。。。

あっ、もうこんな時間だ!続きはまた次回

2009年06月04日

山崎すすむ墨彩画 其の2

絵や字はその人を表すといいます。

その印象が大きければ大きいほど記憶にも残るもののように

思いますが、意外にそのときの状況だったり心境だったり情景で

残ったりするものも多いように思います。


前にも書きましたが、山崎すすむ先生との出会いでは作品である絵よりも

山崎すすむ先生との会話が先だったように思います。

そのお人柄に惹かれました。


でも、その後の作品を見たとき、さっきまでお話していた山崎すすむ先生の

お人柄とのギャップでも有り、深いところでもあるものを見た様に感じます。

大胆で、繊細で、優しいその絵は、山崎すすむ先生そのものなのかもしれません。

もちろん遊び心も満載で、見ていて楽しいものも。


山崎すすむ先生は、退職なさってから大好きな絵を始められました。

たぶん堰を切ったように絵への気持ちがあふれ出して、精力的に

お描きになったのではないかと思います。

私は、観てて心が和んだり、ストーリーを考えたりと楽しい時間が過ごせます。

そしていつも思うのが絵に驕った気持ちのないところ。

心はまっすぐな山崎すすむ先生のお人柄ではないでしょうか。

私が個人的に好きな絵は、観音様シリーズ(勝手にシリーズ化している。。。)

あの絵に私は見つめられています。

2009年06月12日

山崎すすむ その参

「ほんに、ほんに」

楽しいひと時をいつも、山崎すすむご夫妻と過ごさせていただき、

また勉強もなりました。今日も思った次第です。。。


いつも思うのですが、作家、職人、芸術家などこだわりや

世界観を持った人々には、必ずいい奥さんがいらっしゃるのです。


これはいままでにも何度か書いていますが、山崎すすむ先生のお宅も

然り。私はほんとうにお手本に恵まれています。(だのになぜだ~?)

奥様はお料理も趣味もしつらえもさり気なくしかし品があり、私なんかが

お邪魔してもほんとうに自然におもてなしをしてくださいます。

遠慮をどこかで忘れてきてしまった私。。。。(親は恥ずかしいだろうと

思うこの頃)

しかし、会話で人をもてなせるご夫婦、さり気ない気配りと

自然体で心のこもったおもてなし、なかなか出来ないです。

そしていつも思うのが、お二人の信頼関係と愛情ですね。

それが芸術を生み、育てる礎になるのでしょうか。


素敵です。

先生の絵を見ると感じるものはそれなのでしょうか。

2009年11月16日

勝田 貞喜 さん

山崎すすむ先生と同じ多伎町に住む、勝田貞喜さんは、わら細工の名人です。

山崎先生より少し年上ですが、わら細工のこだわりは細部にわたるので

私は数少ない職人さんのひとりだと思います。


素材は、古代米のわらを使用。そのために毎年古代米を作ります。

「いろいろやって、古代米が一番良いから」とさらっとおっしゃいますが、

わらはそもそも稲を栽培し、夏のまだ穂がついたばかりのころを

刈り取りつかいますから、実は計画性と気の長さが必要なんです。


「手は抜かない」

「良いものを求める」

「自分が納得するものを作り上げる」


後継者者が現在無いのが不安ですね。

今年は病からリハビリも必要とのことですが、作品へのこだわりは

変わらず。

そして勝田さんも奥様のサポートがあります。どこまでも二人三脚。

「私は口だけよ」とおっしゃいますが、仕上げを丁寧になさる様子から

作品づくりに無くてはならない行程をなさっていらっしゃいます。


その上、奥様のお話しなさる様子がとてもチャーミングで、私はとても大好きです。

80歳過ぎてもなお可愛い女性でいらっしゃる奥様に、お話しを伺えて

ひとりわくわくしてしまいました。

2009年12月25日

山崎すすむ先生  新聞記事になる

山崎先生を取材した記事が島根日々新聞に掲載されました。

山陰の具のお店のテーブルもこんな感じです♪


te-buru.jpg


このテーブルのレイアウトは、山崎先生のお弟子さんのひとり

でもある社長です~。

正直やられたぁ~って感じでした、良い感じですよ。


見に来てね。

2011年12月09日

おもてなし

お邪魔して、いつも気持ちよくなるお宅、それは山崎先生のお宅。

あつかましくも、また稚拙な私を笑うこともなく、会話をしてくださる

ご夫婦。


こんな穏やかで豊かな年を重ねることが私にできるだろうかと

いつも思ってしまう。。。ちょっと憧れ。


私がお邪魔するとき、いつもさりげなくでも心地よくそれでもって

いつも新鮮なおもてなしに、感動の連続。

誰にもいえない密かな私の期待は、絶対裏切られたことがない。


季節を感じ、そのものの本質を可愛がっていらっしゃるお二人ならではの

おもてなしは、感動もの。

しかも気のせいでもないと思うけど、私のツボをご存知のように感じる。


今日は、夕方よいうこともあって季節の温野菜のお煮しめを

土の質感と釉薬の軟らかい大振りの皿に持ってくださる。

そして取り箸には万葉の言葉が書いてある。私にその作家の

お話をしてくださったが、愚者の私は覚えきれなかった。

そのお煮しめに思わず目と心が奪われた。

奥出雲で奥様が同窓会でのご同輩の男性が取ってくださったという銀杏。

見るからに大きくて、口に入れるとほっくりしかも旨みのじわっとする。

その存在感は大きく、綺麗な彩のひとつとなっていた。

レンコン、しいたけ、ごぼう、にんじん、大根ETC。。。

身体にいいことはもちろん言うことない。


そしてゆずの皮をとり、丁寧に処理されたしかも色が良いだけでなく旨みの

残しつつアクのない柚子の甘露煮。その秘訣はなんと氷砂糖で炊き上げてあるとか。


森山窯の来待の釉薬がこの寒さに温まる。

使い込んだ器に使い手の心が感じられる。

中猪口サイズの器は、手にしっくりくるだけでなく、自己主張しないのに

存在感のある絵付けと色が心をそそる。


その上、私にとって、また私の会社にとっていろんな言葉をかけてくださる。

私(私たち)のことを思ってかけてくださる言葉に感謝でいっぱいになる。

知らん顔はしないよといってくださってるような気がする。


こうしていつも長居をして、帰ってくるお孫さんの丁寧なごあいさつを受けて

帰社する私。


先生のお心は、ここうした生活から生まれる。作品から出る豊かさは

やはりご夫妻の生活から感じられる。


自分の生活を今度はこうしようと思う瞬間でもある。


しかし、いつかこの不躾な私は、門前払いを受ける気がする(笑)

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